快適な寝室づくり

狭い寝室でもおしゃれにする方法と実例【2023年版】

狭い寝室をおしゃれにレイアウトするコツ|快適な空間を作る方法 快適な寝室づくり

狭い寝室でもおしゃれにするコツと実例をご紹介します。
寝室は、自分のプライベート空間であり、リラックスできる場所です。
しかし、スペースが限られていると、インテリアにこだわりたくても、どうしても窮屈に感じてしまうことがあります。
そこで、狭い寝室でも快適に過ごせるように、レイアウトや配色、収納などのポイントをお伝えします。
また、おしゃれな寝室の作り方を参考にできる実例もご紹介します。
ぜひ、自分の好みやライフスタイルに合わせて、狭い寝室をおしゃれにする方法を見つけてみてください。

狭い寝室のレイアウトの基本

狭い寝室のレイアウトを考えるときには、以下の5つのポイントを押さえることで、部屋の印象や使い勝手を向上させることができます。

  • ベッドのサイズ
  • ベッドの位置
  • 動線と通路幅
  • 家具やインテリアの配置
  • 方角

以下では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1. ベッドのサイズ

まず、ベッドのサイズですが、部屋の広さや自分の寝心地の好みに合わせて選ぶことが重要です。
一般的には、シングルベッドは幅100cm×長さ195cm、セミダブルベッドは幅120cm×長さ195cm、ダブルベッドは幅140cm×長さ195cmとなっています。
シングルベッドやセミダブルベッドを選ぶと比較的スペースを有効に使えます。
また、寝心地にこだわりたい場合は、マットレスや枕なども良質なものを選ぶと良いでしょう。

2. ベッドの位置

次に、ベッドの位置ですが、部屋の形や窓やドアの位置に合わせて、壁沿いに置くか、部屋の中央に置くかを決めます。
壁沿いに置くと、部屋の奥行きが広く感じられますが、ベッドメイキングがしにくくなります。
部屋の中央に置くと、ベッドメイキングがしやすくなりますが、部屋の横幅が狭く感じられます。
どちらを選ぶかは、自分のライフスタイルや好みに応じて決めましょう。

3. 動線と通路幅

また、動線や通路幅も重要なポイントです。
動線とは、部屋で行う動作に応じて移動する経路のことで、「入る・出る」「着替える」「寝る・起きる」などがあります。
通路幅とは、家具や壁との間にある空間のことで、最低でも60cm以上あると快適です。
狭い寝室では、動線や通路幅を確保するために、家具の数や大きさを減らしたり、壁面収納や吊り下げ収納などを利用したりすると良いでしょう。

4. 家具やインテリアの配置

さらに、家具やインテリアの配置も部屋の雰囲気や広さに影響します。
狭い寝室では、シンメトリーな配置をすると、バランスが取れてすっきり見えます。
例えば、ベッドの両側に同じサイズや形のサイドテーブルやランプを置くと、統一感が出ます。
また、色や素材も統一すると良いでしょう。

5. 方角

最後に、方角ですが、部屋の明るさや温度、運気などに影響します。
風水では、寝室の方角は南西が最適とされています。
南西は「愛情・結婚・家庭」のエネルギーが強いと言われており、パートナーや家族との関係を良好に保つことができます。
また、ベッドの向きは北向きが最適とされています。
北向きは「安定・安心・回復」のエネルギーが強いと言われており、快眠や健康に効果的です。


4畳半だと270cm×270cm、6畳だと360cm×270cmのサイズの部屋になります。
寝室が狭い場合はベッドを置くとなると、3分の1以上はベッドでスペースを取られることになるかもしれません。

また、夫婦2人の寝室の場合、少なくとも「6畳~8畳ほどの広さが欲しい」というアンケート結果もあるようなので、狭い寝室でもすっきりと広く見せるために、状況に応じて家具やインテリアを置くか否かなどを考えたほうが良いかもしれませんね。

狭い寝室のレイアウト実例

狭い寝室のレイアウト実例

狭い寝室でも、レイアウトを工夫すれば、快適に過ごせる空間にすることができます。
ここでは、狭い寝室でも広く感じられるレイアウトの実例と、インテリアや収納のアイデアをご紹介します。

1. ベッドを壁沿いに置いて、奥行きを生かす

ベッドを壁沿いに置くと、部屋の奥行きが広く感じられます。
ベッドの横には、サイドテーブルやチェストなどを置いて、収納スペースやデスクスペースにすると便利です。
ベッドの上には、棚やボードを付けて、小物やアートを飾って、お気に入りの空間にすると良いでしょう。

実例①さんぽ

この寝室は4畳半程度の広さですが、ベッドを壁沿いに置くことで、空間を有効活用しています。
ベッドの横には白いチェストを置いて、収納スペースとして活用し、上には観葉植物や雑貨を飾っています。
ベッドの上には木製の棚を付けて、本や写真などを置いています。
白と木目のナチュラルな配色で統一された、清潔感のある寝室です。

実例②みんなで暮らす家

この寝室は4畳半程度の広さですが、ベッドを壁沿いに置くことで、広々とした印象にしています。
ベッドの横には黒いサイドテーブルを置いて、照明器具や目覚まし時計などを置いています。
ベッドの上にはブラックボードを付けて、メッセージや絵などを書いています。
黒と白のシンプルな配色でまとめられた、モダンでクールな寝室です。

2. ベッドを部屋の中央に置いて、メイキングしやすくする

ベッドを部屋の中央に置くと、ベッドメイキングがしやすくなります。
ベッドの両側にはサイドテーブルやチェアなどを置いて、機能的かつコーディネートされた空間にすると良いでしょう。
ベッドの上にはカーテンレールやライトなどを付けて、雰囲気やプライバシーを演出すると良いでしょう。

実例③ふわふわのお部屋

この寝室は5畳程度の広さですが、ベッドを部屋の中央に置くことで、メイキングしやすくしています。
ベッドの両側には白いサイドテーブルとピンクのチェアを置いて、可愛らしくコーディネートしています。
ベッドの上にはカーテンレールを付けて、白いレースカーテンをかけています。
ピンクと白の優しい配色でまとめられた、ふわふわとした雰囲気の寝室です。

実例④男前インテリア

この寝室は5畳程度の広さですが、ベッドを部屋の中央に置くことで、メイキングしやすくしています。
ベッドの両側には黒いサイドテーブルと革張りのチェアを置いて、かっこよくコーディネートしています。
ベッドの上にはライトを付けて、明るさを調節できるようにしています。
黒と茶色の男前な配色でまとめられた、インテリアにこだわった寝室です。

狭い寝室の配色のコツ

配色とは、部屋の色使いのことです。
配色によって、部屋の雰囲気や広さが変わります。
狭い寝室では、明るく清潔感のある色を基調にすると、広く見せることができます。
例えば、白やベージュ、グレーなどのベーシックカラーや、パステルカラーなどの淡い色がおすすめです。
暗い色や鮮やかな色は、部屋を狭く見せる効果があるので、アクセントカラーとして使うのが良いでしょう。

さんぽ

この寝室は白と木目のナチュラルな配色で統一されています。
白は清潔感や明るさを与える色で、木目は温かみや自然さを与える色です。
この組み合わせは、狭い寝室でも広く見せる効果があります。
また、観葉植物や雑貨などの小物で緑や赤などのアクセントカラーを加えると、よりおしゃれになります。

男前インテリア

この寝室は黒と茶色の男前な配色でまとめられています。
黒はシャープさやクールさを与える色で、茶色は落ち着きや高級感を与える色です。
この組み合わせは、狭い寝室でも重厚感やモダンさを出す効果があります。
また、金属や革などの素材感や質感を加えると、よりかっこよくなります。

狭い寝室の収納の工夫

狭い寝室では、収納スペースを工夫することが大切です。
ベッド下に引き出しを付けたり、壁面収納を利用したりすると良いでしょう。
また、収納ボックスやバスケットを使って、小物類をまとめたりするとスッキリとした印象になります。

さんぽ

この寝室では、ベッド下に引き出しを付けて衣類や寝具などを収納しています。
引き出しは白く塗っておしゃれにしています。
また、ベッドの横に置いたチェストも収納スペースになっています。
チェストの上には観葉植物や雑貨などを飾っています。

ふわふわのお部屋

この寝室では、壁面収納を利用して本や雑誌などを収納しています。
壁面収納は白く塗ってシンプルにしています。
また、ベッドの両側に置いたサイドテーブルも収納スペースになっています。
サイドテーブルの下にはピンクのバスケットを置いて小物類をまとめています。

おしゃれな寝室におすすめの商品

おしゃれな寝室におすすめの商品として、以下の3点があります。

  • ベッド
  • マットレス
  • サイドテーブル

これらの商品は、狭い寝室でも邪魔にならずに配置できるコンパクトなサイズでありながら、快適な睡眠をサポートしてくれます。
ベッドはシンプルなデザインで、どんなインテリアにも合わせやすいです。
マットレスは高密度のスプリングと低反発のウレタンで体圧分散を高め、腰や肩の負担を軽減します。
サイドテーブルは引き出しや棚が付いており、本やメガネなどの小物を収納できます。
これらの商品は、寝室をおしゃれに演出するだけでなく、自分のプライベート空間をリラックスできる場所にしてくれます。
ぜひ、憧れのベッドルーム生活を送るために、参考にしてみてください。

まとめ

狭い寝室でもおしゃれにする方法をご紹介しました。
寝室は自分のプライベート空間であり、リラックスできる場所です。
しかし、スペースが限られていると、インテリアにこだわりたくても、どうしても窮屈に感じてしまうことがあります。
そこで、以下のポイントを参考にして、狭い寝室でも快適に過ごせるようにしましょう。

  • ベッドのサイズと位置を部屋の形や窓やドアの位置に合わせて決める
  • 動線と通路幅を広く取るために、家具の数や大きさを減らしたり、壁面収納や吊り下げ収納などを利用したりする
  • 配置と方角をシンメトリーにするとバランスが取れてすっきり見える。
  • 風水では、寝室の方角は南西が最適で、ベッドの向きは北向きが最適とされている
  • 配色は明るく清潔感のある色を基調にすると広く見せることができる。
    暗い色や鮮やかな色はアクセントカラーとして使う
  • 収納はベッド下に引き出しを付けたり、壁面収納を利用したりすると良い。
    収納ボックスやバスケットを使って小物類をまとめるとスッキリとした印象になる

また、おしゃれな寝室の作り方を参考にできる実例もご紹介しました。
白と木目のナチュラルな寝室や黒と白のモダンな寝室など、自分の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
ぜひ、狭い寝室でもおしゃれにする方法を見つけてみてください。

この記事を書いた人
佐々木 あゆみ

昔から寝るのが大好きで、ベッドルームを生活の中心にしています。
私はSex and the Cityのサマンサみたいなベッドルームとは言わないまでも、アラフォーとして自分らしいベッドルームを楽しんでいます。

ベッドに関するさまざまな情報を集めて、ベッドルームをこだわりたい人にシェアしています。

このサイトの目的は、寝室のこだわりや自分のプライベート空間のリラックスを求めたベッドルームを作れるようになってほしいという思いからです。ぜひ、憧れのベッドルーム生活を送っていただけたらと思います。

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